2013年10月8日
私、夜更けの独りカラオケが好きなのです。
だから仕事終わりにフラッと行く時があります。
昨夜もフラッと行きました。
1～2人用の狭い部屋に入り、
隣ではカップルであろう男女が交互に歌っています。
声慣らしで数曲歌った所で耳に入ってくるのは、
隣で歌う男女の楽しそうな声。
「うっとうしいなぁ」なんて思いながらも、
ついつい聞き耳立ってる私。
中でも気になったのが隣の彼が歌う曲。
斉藤和義さんの曲ばかり。
自身も好きなミュージシャンなだけに・・閃く！
「隣の彼の選曲を真似よう」と。
隣人の選曲をマネ・マネ・マネ！
マネしまくりで止まらない♪
そしたら・・・。
少々酒に酔った若者が私の部屋に乱入してきた⁉
（乱入者）「テンメ～な～にオレの歌マネしてるん？」
（私） 「いや、あなたの歌じゃなく斉藤和義さんの歌ですが・・」。
（乱入者）「だから俺の歌をマネてんやろが～」
（私） 「だから、あなたの歌じゃなく斉藤和義さんの歌ですが・・」。
俺の歌、俺の歌と叫んでいる乱入者、
今更ですが隣の部屋の彼。
薄っぺらいカラオケ店の防音部屋では筒抜けだったみたい・・。
一応、音量を下げて歌っていたのですが・・。
頭をフラフラさせ、
ついさっきまで「マネ」で怒っていたはずの隣の彼。
何が変化をもたらせたのか、急にニコやか面。
「何、オメ～、斉藤和義好きなん」？
（私）「いや、まぁ」。
（彼）「じゃあよ～一緒に何か歌お～や」。
（私）「いいから・・貴方と歌わんし・・隣の部屋帰れや」。
私が必死に断ってる中、
彼は勝手にリモコンをピピピ。
画面に出てきた曲・・・「ずっと好きだった」。
その男、馴れ馴れしく肩を組んで来て歌いだす。
仕方ない・・・（最初にマネを始めたの私だし）
地声で歌詞を棒読みする私。
「ずっと好きだったんだぜ～♪」
誰を想像して歌っているのか・・超熱唱する彼。
曲のギターソロ辺りで、
いいかげん心底面倒になり、
「ちょっとトイレ」と言い残し、
私、家に帰る。
せっかくの独りの時間が台無しになった私の気持ち。
隣の部屋に置き去りにされた彼女の気持ち。
全くもって困った男。
微妙に白目向いて歌う彼の写真でもと思いましたが、
関わりたくないので辞めときました。
今度から独りカラオケに行く時は、
隣がいない部屋にしてもらう。
マネ選曲も辞める。
何ともアホらしい教訓を学習した夜でした。
★明日9日はお休み致します。
まるで台風が来る事を予測していたかのような、
タイミングバッチリな休業日（泣）。
近畿地方は先月の台風で重大被害が出ている事ですし、
明日は要注意ですな！
