2016年11月21日

本日もお勤めご苦労様です。
今日は「道具」に関するお話しをば。
その道具とは楽器、衣装、シューズ等の事。
それぞれ使用用途は違うのですが、
自分が弾いたり、着たり履いたりする
道具と言う事で一括りさせて頂きます。

とりあえずは、お先に一言…、
「自分の道具を大切にしましょう」。。
大切にすれば道具は応えてくれます。
愛着も沸きますし、楽器なら自分だけの
音が生まれ育ちます。(靴もかな?)
練習やライブで使い終わってから、
「今日もご苦労さん」と、
磨いてやるだけでも全然良いと思います。
楽器、靴、衣装、全てが自分の表現を
支えてくれる大事な道具な訳ですから。
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「大きなお世話だバカヤロー」
なんて、怒られそうな話しですが…、
実は私、鍛冶屋出身なもんでして…若い頃。
職人さんは、自分の工具を人に使わせる事は
絶対にしません。料理人で言えば包丁です。
1日の業務終了後、必ず工具の点検清掃をし、
明日の業務に備え、工具箱の中に納める。
古臭い例ですが、これが基本だと私は思います。
よく「使い込んで味が出てる」なんて
言葉を耳にしますが、味が出てるのは、
道具の使用者が長年大切にした結果であり、
単に「古くて汚れてる」とは訳が違います。

物が溢れている時代なだけに、
「当たり前で肝心な事を忘れてないかい」?
と、感じるシーン…明らかに増えました。
なんか、残念…道具が可哀そう。。
大金出して、メンテしたりスペアを買う
必要なんてありません。(時と場合によりますが)
お金を掛けない範囲で、自分が出来る
事はしてやりたい…私はそう思います。。
おNewを買うお金もありませんし…。
ダンサーさんでもミュージシャンでも、
自分の相棒と共にステージに立つならば、
そいつを大切にせな…ですな。
以上、オッサンの愚痴でした。

★今週水曜は当店お休みします★
休んでばかりでゴメンナサ~イm(__)m